TRANGIA(トランギア)アルコールバーナー

2011年12月10日 » by Luke » No Comments

2011-12-10 トランギア アルコールバーナースウェーデン・トランギア社のアルコールバーナーです。
製品名はTR-B25と言います。
1951年に販売が開始されてから60年間、ほとんどデザインや仕様に変更がありません。
北欧の軍隊の携帯用調理器具としても採用され続けている、とても信頼性の高い製品です。
高校時代に在籍した地学部は、天体観測や気象観測などに趣くと、山やフィールドではほとんどキャンプ生活が主でした。
その影響か、その後オートバイツーリングに出かけても、基本は野宿。
そんなわけで、若い頃はいつもザックにColeman(コールマン)のガソリンストーブと、アルミのコッヘル、飯盒が入っていました。
ストーブというと暖房器具を思い浮かべる方が多いと思うけど、調理用のバーナーのことを言います。コッヘルは携帯用の小さなフライパンや鍋のこと。
今ではガスのストーブが高性能になったおかげで、そちらがほとんど主流になってきているけど、当時のガスストーブは高い山や真冬の野宿などでは、全然役に立ちませんでした。
その当時から、マイナーな存在としてアルコールバーナーを使っている人が時々いましたが、いかんせん火力がガソリンと段違い。ガソリンバーナーを使っている私の飯盒が蒸らしも終わって、いただきま~す・・・と言う頃に、やっと炊き終わって、これから蒸し上がるのを待つような始末。
だいたい、ガソリンストーブが燃焼しているときの「ゴーッ」という音がアルコールバーナーではまったくしないので、それだけでも頼りなく感じてしまう。
そんなわけで、色んなストーブやバーナーが選べるのに、何故わざわざアルコールバーナーを選ぶ人がいるのか、まったく理解できませんでした。

ところが、だんだん年を取ってくると、ツーリングに出かけても、目的地に到着するまでの過程、お腹がすいていても、そこから調理をする過程、ご飯を炊いても、炊きあがるまでの家族との会話・・・など、全ての行為を楽しめるようになってきました。
そうすると、バーナー一つとっても、若い頃のように強力な火力で一気に調理して、1秒でも早く空腹を満たしたい・・・などとは思わなくなってくるから不思議です。
だいたい、ガソリンストーブの、あの「ゴーッ」とい大きな音は、静かな山の中や、海の潮騒の音、渓流のせせらぎの中では、むしろ悪意に感じてしまう。
そんなわけで、今ではこのトランギアのアルコールバーナーが大好きです。
燃焼中はほとんど無音。適度な火力で、自然の音や会話を楽しみながら、ゆっくりと調理することができます。
ガソリンストーブのようなメンテナンスも不要。燃料はどこの薬局やホームセンターでも手に入る燃料用のメチルアルコールや消毒用アルコール(エチルアルコール)。ウォッカなどの強い酒があれば、それを燃料にしてもOK。そして何より、ポケットにはいるほどのコンパクトさ。
バーナーの中にアルコールを入れて火を付けるだけというシンプルさ。そのため可動部分が一切無いので壊れる心配がほとんど無い。
真鍮製でピカピカ光る本体は、見ているだけでも可愛くなり、家にいてもこれで時々インスタントラーメンを作ったりします。

今日は皆既月食。家内も数日前から楽しみにしており、カメラや三脚を用意して準備万端・・・なのですが、現在一面の雲の絨毯。
11時半までに月は顔を出してくれるかなあ。

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